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エアコンはカビの巣窟だった?

みなさん、こんにちは

40代元現場監督のきなこじじぃです。

今日はエアコンの吹き出し口の掃除についてお話ししたいと思います。

我が家には子供が2人居りますが、2人とも小児喘息と診断を受けてます。特に下の子は症状がひどく、季節の変わり目によく入院していました。

小児喘息の原因は色々ありますが、症状を悪化させないために毎日の掃除や空気清浄機の設置、布団をこまめに干したり、レイコップをかけたりあれこれしていました(といってもほとんど妻がしてくれてましたので、頭が上がりませんが)。あと、喘息の咳がひどいときには自宅で吸入器も買い、吸入もしてました。おかげで2台目です。

色々と試してきたことの中でエアコンの吹き出し口の掃除についてみなさんに知っておいてほしいと思いアップします。みなさんの家のエアコン吹き出し口も見てもらいたいのですが設置後何年か経っていると結構カビだらけだと思います。我が家のエアコンは設置後約10年で、今回の掃除は2回目ですが、結構カビってました。

先ず、エアコンの仕組みですが

エアコン(エアコンディショナー)は、室内の温度や湿度を制御し、快適な環境を提供するための機器です。一般的なエアコンの仕組みについては、冷房モードを中心に説明します。

エアコンの主な仕組みは以下の通りです:

  1. 蒸発器コイル(室内ユニット):室内ユニットには蒸発器コイルと呼ばれる冷却コイルがあります。これは冷媒と呼ばれる特殊なガスを通すパイプが巻かれた部分です。冷媒は低温で蒸発する性質があります。
  2. 圧縮機(室外ユニット):室外ユニットには圧縮機があります。この圧縮機は冷媒をガスから液体に圧縮する役割を果たします。圧縮された冷媒は高温と高圧になります。
  3. 凝縮器コイル(室外ユニット):室外ユニットには凝縮器コイルもあります。ここでは、圧縮機で圧縮された冷媒が熱を放出し、気化して液体からガスに変わります。この過程で熱が外部に排出されます。

エアコンの動作過程:

  1. 冷房モード開始:エアコンを冷房モードに設定すると、室内ユニットの蒸発器コイルには室内の暖かい空気が送られます。
  2. 冷媒の循環:圧縮機によって冷媒が圧縮され、高温高圧のガスとなります。この圧縮された冷媒は室外ユニットの凝縮器コイルへ送られます。
  3. 熱の放出:凝縮器コイルで冷媒は熱を放出し、気化してガスに変わります。同時に、外部の熱が吸収されます。
  4. 冷却効果:室内の蒸発器コイルで冷媒が蒸発する際に、周囲の暖かい空気から熱を吸収します。その結果、室内の空気が冷やされます。
  5. 冷風の送出:冷えた空気は送風ファンによって循環し、室内に冷風が供給されます。
  6. 定温達成:エアコンのセンサーが室内の温度を監視し、設定温度に達すると圧縮機とファンが停止します。必要に応じて、再び冷却が行われます。

このようにして、エアコンは室内と外部の熱エネルギーの移動を利用して、室内の温度を調節する仕組みとなっています。

この運転の中で、今回注目したのが冷風の出口でもある⑤の送風ファンの部分になります。

冷やされた空気の出発口がカビだらけだと、部屋中にカビが拡散してしまいます。

これが掃除前の吹き出し口になります。送風ファン・吹き出し口周辺にカビがびっしりです。

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これらをきれいにしていくのがこちらの『エアコン洗浄剤 くうきれい  送風ファン用』です。そのまんまですが、いいネーミングですね。ムース(洗浄剤)とリンス(洗い流し)の2本で1セットになってます。

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掃除の手順は以下になります。

  1. エアコンの電源を抜きます。
  2. ルーバーを外します。
  3. 洗浄液がかからないよう、エアコンの周囲を養生シートで覆います。(塗装工事によく使われているマスカーというテープとシートが一体となっているものがあるのでそちらをお勧めします。長さも色々ありますので。)
  4. 付属の洗浄廃液回収袋をエアコンに沿って貼り付けます(両面テープがついているのでラクチンです。)この時に注意してほしいのが、リンスだけでは洗い流せないので追加で水を使って洗います。この場合どうしても重くなるため私は養生シートを使って竪樋を作り、バケツで受けてやるようにしてます。初めてしたときに重さに耐えれなくなり剥がれて大変な思いをしました。
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  5. ムースを吹き付けて30~60分放置し、汚れを浮かせます。
  6. 本来はココでリンスを使用しますが、初めてしたときリンス1本では足らなくて苦労しましたので、まず水洗いをします。水洗いはこれ『ペットボトル専用加圧式お掃除スプレー』を使い、水洗いを行い仕上げにリンスを吹き付けます。バケツに溜まったのがこちらになります。2回目ですが、衝撃です。。。
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  7. ルーバー・コンセントを戻して送風運転にし、送風ファン内に残った水滴を落として完成です。

1台に掛かった時間は約3時間でした。

ダ〇キンとかにお願いすると14,300円となり、くうきれいが1セット2,000円程ですので安く済ませたい方は、頑張ってみてください。

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子どもの喘息だけでなく大人もカビを吸っていると体にいいことはないので、3年以上経過しているエアコンがある方は一度、吹き出し口も確認されることをお勧めします。

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